段ボールは90%以上が再利用される環境にやさしい包材です
使い終わった段ボールは古紙として回収され、新しく段ボールへと生まれ変わります。
この段ボールの一生のなかで古紙を再生する工程、段ボールシートにする工程、箱の形にする工程があります。
回収した古紙から段ボールの原紙を作ります
資源ごみとして回収された段ボールは製紙工場に運ばれ、段ボール原紙と呼ばれる紙に再生されます。
この段ボール原紙はトイレットペーパーのようにロール状に巻かれており、この状態で次の工程に送られます。
ロール状の原紙から段ボールシートを作ります
ロール状の原紙は表の紙、裏の紙、中芯(表裏に挟まれた波状の紙)として貼り合わされ、段ボールシートへと成形されます。
この工程で上下のフタの折り目である「罫線(けいせん)」も入れます。
シートから段ボールケースへ!
板状にされた段ボールシートを、製函機と呼ばれる箱にする機械でお客さまへ届く形に成形します。
印刷、溝の切込み、縦方向の罫線、のり付けをひとつの工程にて行います。
※アベクラはこのケースにするための工程を担う工場です
使い終わったらまた資源ごみとして回収されます
様々な工程を経てお客さまの元へ届いた段ボールは、その役目を終えるとまた資源ごみとして回収されます。
そして古紙から段ボール原紙へ、段ボール原紙から段ボールシート、段ボールシートから段ボール箱へと延々と繰り返されます。
保管時は場所をとらず、箱にすると意外と強度があり、再生することで環境負荷が少ないという、意外と優れた梱包資材なのです。