株式会社アベクラ

A式

ダンボールと言えばこの形

蓋と底を真ん中合わせでテープ留めする一般的な形状です。
3辺を自由に設定できるため、基本的には抜型代などの追加費用は必要ありません。
抜型を使用することによって持ち手の穴や青果物などに必要な空気穴、さらに底を留めるときにテープを必要としない「アメリカンロック式」や組み立ての簡単な「ワンタッチ式」などの形状へと応用できます。

アメリカンロック式

抜型を使って底を特殊な形にすることにより、テープを使わずに底の固定が出来ます。
抜型代や紙の使用面積が大きくなるためコストが上がってしまうのが大きなデメリットですが、作業効率の改善やテープ代の削減などメリットも大きいです。

ワンタッチ式

たたんである状態の段ボールをグッと広げると箱になってそのまま使える"ワンタッチ式"。
組み立てがアメリカンロック式よりもさらに簡単なのがメリットですが、製造には手間がかかるためコストが高くなってしまいます。

また、あらかじめ底をのり付けしているため、通常の形状より底部分が分厚く、保管の際にかさばってしまうというデメリットも。

オーバーフラップ

通常のA式の蓋を長くし、真ん中合わせではなく蓋同士が完全に重なるようにした形状です。
底が抜けなくなるのがメリットですが、紙の使用面積が大きくなるため製品コストが高くなってしまいます。

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